10月8日(土)は、気持ちの良い秋晴れのもと、盛大に運動会を開催することができました。子どもたちも練習の成果を十二分に発揮し、会場が歓喜に包まれました。
保護者からも「成長した姿が見られた」「一生懸命な姿に感動した」などたくさんの感想が寄せられました。その中でも、子どもたちが「楽しかった」「またやりたい」と言っているというものが多数あり、嬉しいでした。
大勢の前で緊張するはずなのに、楽しめるというのは素晴らしいことです。できるという自信があるから練習したことを思い切って迷いなくやりきれるから楽しいと思えるのです。
その自信は一日二日で身につくものではありません。日常の保育や行事への取り組みの過程で培われます。エンゼル保育園では、ダラダラと活動や練習をするのではなく、段階的にけじめのある取り組みで集中力が身につき、一生懸命頑張っていることを認められることで忍耐力や克己心が芽生え、上達していることを褒められることで向上心が高まるようにしています。特に、頑張ったけど失敗してしまったときは、指摘したり注意したりせず、一生懸命頑張っていたことを褒めると、子どもたちは失敗を恐れず、自分のできることを精一杯出そうとします。そして、その成功体験によって大きな自信をつけることになり、楽しむ力となるのです。
子どもたち一人一人の自己肯定感が高まり、どんな困難にもくじけずに乗り越える力がつくことを願って、私たちは保育しています。保護者の皆様も子どもが自信をもてるような導きをお願いします。