１０月７日（土）の大運動会は、４年ぶりに人数制限を行わず、一日開催することができて、とても楽しく最高の運動会となりました。子どもたちは、お招きした来賓、敬老会の方々や保護者、祖父母などたくさんの方々から声援を受けながら、自信たっぷりに堂々と練習の成果を発揮してくれました。また、会場は子どもたちの充実感、達成感に浸った表情と多くの方が子どもたちの競技・演技の一挙手一投足に感心、感動する様子がうかがえました。
今年度は、コロナ流行前のプログラム編成となり、親子競技や敬老種目も行うことができました。子どもたちの自分の発表のときに見せる真剣で凜とした表情とは違う終始ニコニコと嬉しそうに笑っている表情や親の我が子を見つめる眼差しや手を繋いだり、おんぶしたりする楽しそうな表情が印象的でした。また、敬老種目も以前より多くの方が進んで参加してくださって、孫と一緒に楽しんでいる姿に見ている私たちの心が温まりました。
連絡帳にもたくさんの喜びの声や感謝の言葉が綴られており、とてもとても嬉しいでした。このように運動会が大成功裏に終了できましたのも役員の方々が、駐車場整理や進行係として精力的に動いてくださり、たくさんの方々が準備や片付けにご協力くださったおかげだと深く感謝申し上げます。
【楽】を選択する時代
「楽がいい」という時代になってしまっているような気がします。コロナ禍に半日開催の運動会をするようになり、コロナが落ち着いても半日開催のままにする園もあります。確かに半日開催の方が楽です。保護者にとっても一日開催にすることで、お弁当作りをしないといけなくなり、負担があって半日の方がいいと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、年に一度の運動会は、子どもたちにとっても保護者の方々にとっても一生の思い出ができる大切な行事になります。子どもたちの様々な経験は感情を豊かにし、人格形成においてもとても大切だと思っています。ですから、子どもたちの貴重な一瞬一瞬を大事にしたいと考えて本園は一日開催にしました。
今後も一時の大変さを考えて楽な方を選択するのではなく、子どもたちのことを一番に考えて大変でもいろいろなことに取り組んでまいりたいと思っておりますので、引き続きご理解とご協力をお願いします。
保育園、保護者、地域が一丸となって子どもたちのために活動できるといいですね！
