親子の触れ合い

 4月末に行った親子遠足は、あいにくの雨で屋内での実施となりましたが、保護者同士の交流や親子での触れ合いゲームで、終始、笑顔に満ちあふれ、心が和み、素晴らしい時間をありがとうございました。
 乳幼児期はひとり遊びから始まり、次に親子遊び、お友達(他者)遊び・・・と段階的に展開していきます。子どもにとって親は最も身近で安心できる存在です。親との遊びを通してコミュニケーションを自然に学ぶことができます。
 親子で遊ぶとき、抱っこなどで子どもと触れ合うことも多いと思います。
子どもが抱っこを求めてきたときに親が応えることで、子どもは安心感と幸福感を得ることができます。こうした体験は、やがて他者へ心を開き、信頼感を抱くことに繋がっていきます。
 また、親子が触れ合いながら一緒に遊びを楽しむことは、子どもの情緒を豊かに育むことにとても大切です。特に乳幼児期に遊びを通して親子の信頼関係を築くことで、初めて出会うお友達との関わり方などを学ぶ基礎が形成されていきます。
 親が子どもの気持ちを認め・共感してあげる事で、子どもは「自分のことを見てくれている」「愛されている」と実感することができ、自己肯定感や自信を育むことができます。
 そして、これらの経験が「自分を愛する」「他の人を信頼する」ということに繋がっていきます。
 親子遊びは、子どもがコミュニケーション能力を伸ばすための「出発点」であり、成長に欠かせないものなのです。
 遊びの中でいくつもの「できた!」を見つけ、自己肯定感を高めるとともに五感や心身の発達を促す親子遊びをたくさんしましょう。

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