愛情たっぷりで!

 混沌とした社会情勢の中、先の予測ができない息苦しさを感じているところもあると思います。仕事をしていると、仕事のことや人間関係のことなど悩んだり、腹が立ったり、思い通りにいかないことがあります。しかし、そのことが子どもに影響するようなことではいけません。
 子どもは親の様子を敏感に感じます。そして、親の言動がすり込まれていきます。仕事の不満ばかり言っていると、すぐに不満を言うようになり、話をしていて意見が合わなかったり都合が悪くなると怒っているとすぐに怒るようになります。「なんでこの子はすぐに不満を言ったり、怒ったりするんだろう」と思うところがあるとすれば、それは知らず知らずのうちに親が悪い見本となっている場合が多いです。
 仕事では問題解決のために必死に努力すると思います。それと同じように家では子どものために必死に努力しないといけません。疲れ果てていても家にはダイヤモンドのように輝く子どもが待っているのです。
 乳幼児期の子どもには愛情が一番です。愛情が伝わるのは、スキンシップと目を見て話を聞く(話す)ことです。その上で、ダメなことはしっかりダメと理解させることです。
 子どもが自分はたくさん愛されていると感じることができれば、多少叱られても自分を大切に思っていると伝わり、自己肯定感も高まります。
 子どもにとっては、今この時しかありません。子どもたちが将来力強く生き抜くためにも、愛情をたっぷり注いであげましょう。

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