失敗は成功のもと

 1月13日(土)にリナシティでお遊戯会を行い、子どもたちは日ごろの練習の成果を十二分に発揮し、どの演目も素晴らしい発表でした。保護者の方々からも「堂々と演技発表している姿に成長を感じた」「大きな声を出して一生懸命な姿に感動した」などたくさんの感想をいただき、とても嬉しく思いました。
 本番で予想以上の結果を出した子どもたちですが、それも練習の積み重ねの賜物です。最初からできていたわけではなく、練習では何度も何度も失敗をしながら悔しい思いもしています。保育者からの頑張りを認める言葉、少しでも上手になってきたら褒める言葉によって子どもたちは『頑張っていれば必ずできるようになる』という前向きな気持ちで取り組んでいるようでした。この初めは上手くできなかったり、失敗したりしながらも頑張り続ける過程が大事なのです。 
 失敗しない人はいません。重要なのは失敗を糧にできる力、あきらめない心です。子どもたちはこれまでの夏祭り、運動会でつけた自信をもとにお遊戯会に向けてもできると信じて頑張り通すことができました。それが本番での堂々とした自信に満ちあふれた発表に表れています。終わった後に「楽しかった」と言えるのはまさに力をつけている証拠です。
 今、子どもに『失敗は成功のもと』という失敗は成功するための大事な経験だと認識させることで、これからの人生で困難を乗り越える力となります。日常生活の中でも子どもが失敗することはたくさんあります。その失敗を指摘しすぎたり、茶化したりせず、考えさせたり、アドバイスしたり、一緒に取り組んであげたりすることが重要です。
 すごいことを成し遂げた子どもたちですが、まだまだ日々の小さいことの積み重ねが大切ですので、さらに成長できるように一緒に頑張りましょう。

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