ミスタープロ野球長嶋茂雄さんは、ヘルメットが吹っ飛ぶほどの空振り三振をしたり、天覧試合でサヨナラホームランを打ったり、結果の善し悪しに関わらずファンを魅了しました。そこには長嶋茂雄さんの『常に全力』という信念があったからだと言います。
子どもたちは毎朝、スポーツタイムでかけっこをしています。現在はマラソン大会に向けて長距離走をしています。常日頃から「1番になるのはすごいことだけど、1回1回の練習をさぼらず、うまくいかなくても諦めないで、最後まで一生懸命頑張った人がかっこいいんだよ!」と伝えています。運動に限らず、夏祭りやお遊戯会の演技発表や製作活動などもそれまでの過程を大事にし、一生懸命頑張っている姿をたくさん褒めるようにしています。実際、子どもたちは何事にも一生懸命することが身についています。
今のこの一生懸命さをいつまでも失わないためには、親の声かけや態度が重要です。思春期になると一生懸命することは恥ずかしがったり、面倒くさがったりするようになるので、子どもが一生懸命頑張っていることは必ず認めて、褒めることを幼児期から変わりなく続けることが大切です。特に、結果にこだわらず、過程をしっかり見届けて、自分が頑張っていることを認めて、褒めてくれるということが伝わっている子どもは、自己肯定感が高くなり、どんなことにも全力で取り組むようになります。そして、どんな困難も乗り越えられ、悔いのない人生を送ることができる力となります。
子どもの幸せを望むならば、この幼児期に一生懸命頑張っていることをきちんと認め、褒めることを忘れず、まずは親が子どものことを大事に思っているということを一生懸命、全力で伝え続けていきましょう。



